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駅前の不動産屋の前で、掲示されている物件情報を親の敵のように睨みつけている奴に出会った。 誰であろう、涼宮ハルヒである。 ハルヒは自分の行為によほど集中していたのか、俺が声をかけられるほど近づいても、まるでこちらに気付かないでいた。 やれやれ、今度は何を考えついたんだ? 大方、SOS団の駅前屯所を作るのよ!これから地の利ってのがものをいうんだからね、といったようなことだろう。 悪の芽は早めに摘むに限るな。といっても大げさなものじゃない、ちょっとばかり小言を言うだけさ。だいたい、こいつは物わかりが悪い奴じゃない(逆に物わかりが激しすぎるきらいはあるが)。ただ正面から否定すると意地になって、自分でもわかっちゃいるくせに上げた手が下ろせなくなるだけの話だ。 周りの迷惑を少々過小評価するきらいはなくはないが、こいつはこいつなりに自分を含めた「みんな」のためを思って画策したり陰謀したりしているのだ。つまりは、こいつなりの理も利もあるわけで、何も最初から全面対決、全面否定でなきゃいいのだ。ああ、おまえの気持ちはわからんでもないがな、ハルヒ。 「キョン?」 「はい?」 不意をつかれて間抜けな声をあげてしまった俺。 というか、ぼんやり考えているうちに近づき過ぎて、ハルヒのすぐ後ろにまで来ちまってるじゃないか。しかも不動産屋の、今ハルヒが睨みつけている掲示コーナーのガラスに、ばっちり俺の姿が映ってる。これでは、ぴかぴかのトランペットに心うばわれショーウィンドウにおでこをくっつけて凝視しているちびっ子はおろか、ミスうっかりさん部門でも、我が校ナンバーワンの位置に輝くであろうマイ・スウィート・エンジェルですら俺を誤認したり見過ごしたりしてはくれないだろうよ。 「よ、よお。ハルヒ」 「あ、あんた、なんでこんなとこ、いるのよ?」 「なんでって、ここは俺の通学ルートだ。おまえとも何度も歩いてるぞ」 「そんなことは知ってるわよ。あたしが言ってるのは……」 とハルヒはそこまで言って何かに気付いたらしい。オレの袖をひっつかんで、大股でのっしのっしと歩き出した。 転びそうになりながら、これも数百回目のシチュエーションなので、俺の足腰は篠原重工製の二足歩行ロボットのようなオートバランサーが働き、見事に持ちこたえて、ハルヒの横に並ぶよう、俺の体を支えて押し出した。 後ろを振り向くと、個人経営であろう小さな不動産屋のご主人が中から出てきて、こちらを、多分ハルヒの方を見ていた。 俺は、そのご主人と例の「どういう表情をしたらいいのか分からない時の怒り顔」をはりつけているハルヒの顔をかわるがわる何度か見た。 「なによ」とハルヒの怒りを含んだ声が俺の動きを止め、怒りを浮かべた目の方は俺の顔を睨みつける。 「ハルヒ、おまえ不動産投資に興味があるのか?」 「はあ?」 「冗談だ。部屋でも借りようってのか?」 「……まあ、そのようなもんよ」 ハルヒの怒り顔は、言い当てられたのが悔しいといった顔に変わる。 「最近、よく眠れなくてね」 確かに最近のハルヒは居眠りが多いな。一足早い「春眠暁に覚えず」って奴かと思っていたが。 「近所で深夜工事でもやってるのか? 季節外れの暴走バイクの運行ルートがおまえの近所を通るようになったのか?」 それにしても、それだけの理由で部屋を借りようなんて、お大尽な理由だ。というか、ハルヒがいざ寝ようと思えば、どこかの国際空港の一本しかないせいで忙しい滑走路でだって眠れるだろうに。 「あんたの、そのわざとやってるんじゃないのっていう鈍さには、時々殺意すら覚えるわね」 「ハルヒ、俺なんか食っても多分うまくないぞ」 「どうかしら? 少なくともあんたとこのお弁当もお夕飯も、嫌いじゃない味付けね。それを生まれてからずっと食べてるんだもの、さぞかし……」 「あー、できたら、キャッチ&リリースで頼む」 「本当の狩人はね、自分で食べる分しかとらないのよ!」 俺は半分は戯れに、あとの半分は反射的に、小さく両手を上げた。ハルヒはとびかかるためだろうか、わずかにさがって腕まくりのようなしぐさをする。万事休す。 「なんだって?」 「眠れないのは、あんたのせいだって言ってんのよ!!」 ハルヒは神足の速さで間合いをつめ、俺の襟首を自慢の豪腕で締め上げはじめる。 「あんたの鈍さが、わざとやってんじゃないことぐらいわかるわよ!だから余計に腹が立つんじゃない!」 ハルヒの腕から力が抜ける。崩れ落ちる俺の体。地面にぽたぽた落ちるハルヒの……。 「ハルヒ、おまえ?」 「バカキョン! ついてくんな!!」 走り出し際にハルヒが放った鞄は俺の額に命中。俺はアスファルトにヒザをつき、ずり落ちてくるハルヒの鞄をなんとか両手で受け止めた。 あいつが走り去った場所には、小さいが見間違えようがない水滴の跡。 ハルヒは泣いていた。 持ち主は泣きながら退場し、残されたのは鞄と謎、それに浮かんで消えないハルヒの泣き顔。どうしようかとしばらく途方に暮れた後、俺はこのまま帰宅するのでも、ハルヒの家に直接行くのでもなく、事の発端に戻ることにした。 「こんにちは」 「やあ、いらっしゃい。ああ、さっきの娘の?」 「はい。あの聞いてもいいですか?」 「いいとも。じゃあ、ちょっと待ってくれるかな。そろそろシャッターを下ろそうかと思ってたんだ」 駅前の小さな不動産屋は、やはり店主一人で切り盛りされていて、夕方5時を過ぎると閉店なのだという。 「さっきの娘さんなら、このところずっと来てるよ。10日くらいにはなるかな。土、日は時間が違うけども」 「こういうのって守秘義務があるのかもしれませんが、あいつ何を?」 「それがわからなくてね。あの娘、ああやって物件情報をにらんで入るが、一度も店の中に入って来ない。時々、さっきみたいに声をかけようとすると、それに気付いてか、ぷいっと行ってしまう」 「……」 「確かに高校生が自分だけで部屋を借りるってわけにはいかないしね。親が同意して保証人になってくれないと。これこそプライベートなことになるけど、あの娘、家族と……」 「いや、うまくいってると思います。俺の知る限りじゃ」 「そうかね。あの娘の見てるところから察すると、おおかた学生向けのマンションなんだろうと思うんだけどね。君たち、制服からすると、北高でしょ? うちが扱うのは近辺の物件だし。家が引っ越すけど、彼女だけ通い続けようとでもいうのかな?」 俺は、ハルヒと俺の鞄をつかんで立ち上がった。 「ありがとうございました。あの、また来ます。必ず。今度はあいつと一緒に」 不動産屋の店主はにこにこと見送ってくれた。 「それがいい。待ってるよ」 それからの俺の計画は、(1)ハルヒに会う、(2)そして真相を聞く、である。コトバにすると単純だが、口で言うほど簡単ではない。まず、あの天の邪鬼の行方をどう突き止めるか、そしてどうやってあの韋駄天に追いつくか、が問題だ。 可能性をつぶしていくしかない。あの意地っ張りが、鞄なしで泣き顔のまま帰るとは考えにくい。家に今日誰もいないなら、まっすぐ帰る可能性が高くなるが、自宅に電話するとハルヒの母さんが出た。やっぱりハルヒはまだだという。 そうなると、あいつがどこで時間をつぶしているかだ、短くない付き合いだ、あいつの考えそうなことが分かっちまって、嫌になるな。あいつが本気になれば、何年だって誰にも見つからずにいることだってできるだろうが、何しろあの天の邪鬼だ。絶対に見付けることができる場所に、それも俺だったら見付けられない訳がない場所に、もしも見付けられなかったら俺が自己嫌悪にどっぷり浸かりそうな場所に、あいつはいる。 「早く見付けなさいよ! あたしに風邪引かす気?」 とかいう幻聴まで聞こえるような気がする。見つかった時のあいつの第一声だって想像がつくさ。 「おそい!いつまで待たせる気よ!」 ああ、末期的だぜ、まったく。 「おそい!いつまで待たせる気よ!」 明かりが水銀灯だけになった公園のベンチを背にして、腰に手をあてて、それ以外は仁王様のように突っ立ってる奴がいる。やれやれ。 「わるいな。これでも全速力なんだ。不動産屋のおっさんと話し込んだ分がロスタイムだな」 「何話してたのよ?」 「ただの茶飲み話だ」 俺は自転車を降りて、一歩近づいて言った。 「あと、次はおまえと一緒に来るって言っといた」 また一歩。 「何、勝手なこと言ってるのよ!」 「俺に関係があるんだろ。俺が一緒に行かないでどうするんだ?」 そして、もう一歩。 「あんた、自分が言ってること、わかってんの?」 「いや、実はさっぱりわからん。だから聞きたくておまえを捜したんだ。聞かせてもらえるんだろうな?」 「うちの親も、あんたの親も、反対するに決まってるわ! もちろん、あんたも!」 「かなりひどいことらしいな。そんなこと、おまえだけ独り占めとは、ずるいぞ」 「馬鹿言わないで! 冗談じゃないのよ!」 「だから真面目に聞いてるだろ。鈍いアホキョンにも分かるようにちゃんと言えよ」 もうハルヒとの距離は数歩しかない。 「なんで眠れないのか? なんで部屋を借りたいのか?」 「あんたが悪いのよ、あんたが!」 その数歩をハルヒは一気につめてくる。俺の胸に体当たりして、ぽかぽかとなぐってくる。 「あんたのせいよ! あんたがいないと眠れないのよ!」 「……」 「あんたの背中があったら、あんたの息づかいが聞こえたら、いくらだってぐーぐー眠れるのに! あんたの家に行って、ご飯食べて、勉強して、遅くなって、あんたが家まで送ってくれて、その後あたしは一睡もできない! 朝になって、あんたが迎えに来てくれるのを、夜中じゅう待ってる。だから! ・・・あんたと一緒に眠れて、あんたと一緒に目が覚める場所があったらって。いっしょに暮らすとか、そんなのは無理、わかってるわよ! 未成年だし、お金だってないし、またあんたの気持ちも確かめず、あたしだけ暴走してるし。で、でも、でもね、キョン・・・」 「……奇遇だな」 「え?」 「おまえが家に来て、飯を食って、それから勉強して、遅くなって、おまえを家まで送って行って、家の前で別れて、おれは一人で帰るんだが、帰って自分の部屋に戻って、部屋の明かりを消すと、おまえがさっきまでいたのが、暗いからかえって、すごくよくわかるんだ。体温だとか、匂いだとか、気配だとか、とにかくそんなのが。それで俺は眠らないで、朝が来るのを待って、支度したらすぐ家を出て、おまえのところへ行くんだ」 「……キョン?」 「なあ、ハルヒ。俺たち確かになんでも自分勝手にやれる訳じゃないが、自分たちがどうしたいかぐらいは、ちゃんと言葉で大人に説明できると思う。話にならなかったらその時はそれで、もう少し悪いやり方だって取れるだろ」 「……キョン」 「だからな、ちゃんと俺を巻き込め。ひとりで抱えるな。それぐらいのことはしていいと思うぞ、俺たち」 「……ごめん」 「あやまるな。さあ、どうすんだ? これからおまえの家に乗り込んで話をしてもいいし、逆にうちに先にくる手もある。なんだかんだいって、おまえはうちの連中に気に入られてるからな」 「……それをいうなら、キョン、あんただってうちじゃそれなりのものよ」 「それなり、ね」 「というわけだから、キョン、早速うちへ向かいましょう。夕飯ごちそうするって言い出すに決まってるから、料理の間にあたしが『下ごしらえ』しとくから、夕食後うちの親をきっちりと説得してね。ああ、そうそう。今日は珍しく親父が早く帰ってくるみたいだから、手間が省けるわ」 「おいおい」 「期待してるわよ、キョン! あたしたちの大事な未来がかかってるんだからね!」 泣いたカラスがもう、って奴か。やれやれ。 ハルヒは早速回復した100ワットの笑顔で、俺の手首をしっかり握って、前に歩き出した。 →ハルキョン家を探す その1 ハルキョン家を探す その2 ハルキョン家を探す その3 ハルキョン家を探す その4 ハルキョン家を探す その5
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【はじめに】 両作品はそれぞれ独立した作品となっておりますが、二作で対となる作品でもあります。 単独作品として読み進められる時は、そのまま下方向へ画面をスクロールさせてください。 両作品を通して読み進められる時は、各章末にある分岐をクリックして頂けると、その章へ飛ぶことが出来ます。ただし、こちらの読み方をなさった場合、進め方によっては途中で読むことの出来ない箇所も出てくる可能性がありますので十分に注意してください。 浜の喧嘩祭 各章へのショートカット → 浜のけんか祭 → たけきの藩の祭前 → 巫連盟の祭前 → 神輿出陣 → 祭の裏方達 → 祭の観客達 → 神輿のかき手達 → 浜漢への道 → 祭の終わり 漢達の祭 各章へのショートカット → 漢達の序曲 → 漢達の前奏曲 → 漢達の行軍歌 → 漢達の舞踏曲 → 漢達の鎮魂歌 → 漢達の子守唄
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能力値・特性 統率 武力 知力 政治 総合 槍兵 騎兵 弓兵 伝授特技 重臣特性 戦法 理想威名 初期値 92 94 78 60 324 S A A 威風 豪胆猛進 猛将突撃 忠勇義烈 順位 12 9 114 392 16
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《The(ザ) シルナシタンタン漢(メン)》 The シルナシタンタン漢 SR ︎︎ ︎︎火文明 ︎︎ ︎︎8 NEOクリーチャー:ジョーカーズ ︎︎ ︎︎6000 ■革命0トリガー:クリーチャーが自分を攻撃する時、自分のシールドが1つもなければ、このクリーチャーを手札から見せてもよい。そうしたら、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードが《漢》と名前にあるクリーチャーなら出し、このクリーチャーをその上に置く。 ■NEO進化:自分のジョーカーズ・クリーチャー1体の上に置いてもよい。 ■これがNEO進化クリーチャーなら、自分がゲームに負ける時、かわりにこのクリーチャーを山札の下に置いてもよい。 作者:炬燵 解説 漢デッキ強化?汁なし担々麺君。 シールド無し→シル無し。はい。 ぜひ、アドバイスやコメント、ご感想お願いいたします! 関連 《The ゴトウチ漢/漢・イン・ブラック》 《The イエケイ漢/ディ漢ジョン・チケット》 評価 感想 選択肢 投票 強い・面白い (2) まぁまぁ (0) もうちょい (0) 名前 コメント
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43.漢初妃后多出微賤 高祖薄姫,先在魏豹宮,漢撃虜豹,姫入織室,高祖納之,歳餘不得幸。先是姫與管夫人、趙子兒相約,先貴者毋相忘。已而二人先幸,相與笑姫初約時,高祖問之,以實對。高祖憐之,乃召幸,遂生男,後爲文帝,尊薄姫爲皇太后。武帝母王太后,先嫁爲金王孫婦,后母臧兒卜此女當大貴,乃從金氏奪歸。景帝時爲太子,后母以后納太子宮,生男。景帝即位,立爲太子,遂立王夫人爲后。太子即位,是爲武帝,尊王后爲皇太后。武帝衛皇后,本平陽主家謳者,名子夫,帝過主家,悅之,遂進入宮。後生男據,乃立子夫爲皇后,據爲皇太子。兩太后一皇后皆出自微賤,且多有夫者。其後成帝時,趙飛燕亦由陽阿主家謳者得幸,立爲皇后,其妹亦進位昭儀。 前頁 『廿二史箚記』巻三 次頁 呂武不當並稱 43.漢初妃后多出微賤 婚娶不論行輩
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ラー漢狩人「四つ牙」(ラーメンハンター クアトロ・ファング) P 火/自然文明 (7) クリーチャー:フレイム・コマンド/ハンター 9000+ ■スピードアタッカー ■マッハファイター ■このクリーチャーが攻撃する時、《漢(メン)》と名前にあるクリーチャーを1体、自分の手札から捨ててもよい。そうしたら、カードを1枚相手のマナゾーンから選び、持ち主の墓地に置く。その後、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。 ■ラー漢・ハンティング(バトル中、このクリーチャーのパワーは、バトルゾーンにある自分の《漢(メン)》と名前にあるクリーチャー1体につき+1000される) ■W・ブレイカー 作者:wha +関連カード/3 《燃える漢魂「四つ牙」》 《出前百丁 チャル名人》 《The ラー漢》 カードリスト:wha 評価 名前 コメント
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商店街田西イベント(連続 2回まで) たかゆきイベント ゆうまくんイベント・前半(連続) 汎用イベント カントクの家新変化球イベント(汎用) サブポジ取得イベント(汎用) おのが悩みを聞く(汎用) 汎用イベント 空き地荒井三兄弟イベント(連続 3回まで) 平田イベント スカウトイベント(連続 3回まで) とくがわと相撲(汎用) とくがわと野球(汎用) 落とし穴に落ちる(汎用) 汎用イベント 住宅地犬イベント(汎用) 住宅地を探検(汎用) ゆうまくんイベント・後半 汎用イベント 自宅汎用イベント 仲間のパワーアップ・エピローグ関連イベントは仲間のページを参照。 商店街 田西イベント(連続 2回まで) 最後まで進めると田西のプロフィールが登録。2回目のイベントはランダムでも発生することがある。 回数 結果 備考 1回目 確率でやる気+1 ガチャガチャをやっている 2回目 体力-10 やる気-1 ゲーセンの試遊台を占拠プロフィールNo 36登録 たかゆきイベント 発生するとたかゆきのプロフィールが登録。 結果 備考 確率でやる気+1 仲間評価+1 アルバイト中のロボットプロフィールNo 37登録 ゆうまくんイベント・前半(連続) 2回目のイベントはランダムでも発生することがある。このイベントの後は住宅地をうろつくと続きのイベントが発生。 回数 結果 備考 1回目 やる気-1 仲間評価+1 ゆうまくんに出会う 2回目 確率で体力+18~+20 確率でやる気+1 学力+2 確率で技術+3~+5 レアカードの袋を当てる 汎用イベント 「本屋」「買い食い」「おかし屋」から行先を選択し、それに応じたイベントが発生する。 条件・選択肢 結果 備考 ― カントクの家 新変化球イベント(汎用) 練習した時に成功すると新しい変化球を取得。成功率は低く、失敗した場合は2度とイベントが発生しなくなる(断った場合は何度でもイベントが発生する)。 条件・選択肢 結果 備考 A:練習する 成功 体力-30 筋力+5 技術+5 変化球+3 タフ+1新変化球取得 失敗 体力-40 やる気-1 全経験点+3 B:断る 体力+15~+20 サブポジ取得イベント(汎用) 練習した時に成功すると選択したサブポジションを取得。成功率は低く、失敗した場合は2度とイベントが発生しなくなる(断った場合は何度でもイベントが発生する)。 条件・選択肢 結果 備考 A:練習する 成功 体力-30 全経験点+5 タフ+2選択したサブポジション取得 失敗 体力-40 やる気-1 全経験点+3 B:断る 体力+15~+20 おのが悩みを聞く(汎用) 相談内容は大きく分けて2パターンあり、選択肢直前のセリフで主人公が「家でやっているゲームのこと」について相談しようとした場合はパターン2になる。 このイベントはランダムでも発生することがある。 条件・選択肢 結果 備考 パターン1 H:本当に聞きたくない 仲間評価-3 人生の悩み 上記以外 体力+10~+30 天国メーター+3 確率で技術+3~+5 パターン2 H:やっぱりいいや ― ゲーム攻略の悩み 上記以外 確率で体力+18~+20 やる気-2~-1 天国メーター-6 タフ-10 確率で技術+3~+5 汎用イベント 条件・選択肢 結果 備考 ― 空き地 荒井三兄弟イベント(連続 3回まで) 2回目のイベントで荒井三兄弟、最後まで進めるとアルベルトのプロフィールが登録。 2回目以降のイベントはランダムでも発生することがある。 回数 結果 備考 1回目 体力+20 確率でやる気-1 三兄弟に会う 2回目 やる気-1 水木の話を聞くプロフィールNo 32~34登録 3回目 体力+20 確率でやる気+1 アルベルトに会うプロフィールNo 31登録 平田イベント 発生すると平田と金星のプロフィールが登録。 結果 備考 確率でやる気+1 仲間評価+1 腹を空かせた男に仕事を紹介プロフィールNo 38・40登録 スカウトイベント(連続 3回まで) 最後まで進めると根来のプロフィールが登録。 2回目以降のイベントはランダムでも発生することがある。 回数 結果 備考 1回目 やる気-2~-1 確率で学力-1 確率で技術-1 謎の男 2回目 確率で体力+2~+10 やる気+1 確率で技術+1~+3 むだが男を撃退 3回目 確率でやる気+1 仲間評価+2 技術+2 変化球/すばやさ+1 さすらいのスカウトマンプロフィールNo 41登録 とくがわと相撲(汎用) とくがわのパワーアップイベントで、空き地で相撲を取り、かつ、ちゃんこを食べるイベントが発生していない場合にのみ発生。 パワーかスタミナがC以上だと勝利でき、特殊能力を取得できる。 条件・選択肢 結果 備考 体力50以上 パワーかスタミナC以上 体力-30 筋力+5 仲間評価+2『重い球』(投手)『パワーヒッター』(野手)取得 上記以外 体力-20 仲間評価+1 確率で『ブロック○』(捕手)『体当り』(捕手以外)取得 体力50未満 タフ-2 仲間評価-2 とくがわと野球(汎用) とくがわがパワーアップ済の時発生。 条件・選択肢 結果 備考 体力50以上 体力-20 筋力+3 タフ+2 仲間評価+2 体力50未満 タフ-2 仲間評価-2 落とし穴に落ちる(汎用) ランダムイベント「むだと落とし穴」で落とし穴を掘っていると発生。 結果 備考 確率でタフ-4 確率で筋力-3 確率で技術-3 確率で変化球/すばやさ-3 汎用イベント 条件・選択肢 結果 備考 ― 住宅地 犬イベント(汎用) 4回目まで進めると犬のプロフィールが登録。 3回目のイベントではスタミナかパワーをC以上にしておかないとマイナス特殊能力を取得してしまう可能性がある。 回数 条件・選択肢 結果 備考 1回目 ― 体力-15 スタミナ+3 すばやさ+3確率で『逃げ球』(投手)『走塁○』(野手)取得 犬に追いかけられる 2回目 ― 体力+30 スタミナ+5 すばやさ+3 タフ+1 犬にまた追いかけられる 3回目 スタミナかパワーがC以上 体力-30 スタミナ+3 技術+3 すばやさ+3 タフ+1確率で『リリース○』(投手)『送球○』(野手)取得 秘密兵器 上記以外 体力-30 技術+3確率で『リリース○』『ピンチ×』(投手)『送球○』『チャンス×』(野手)取得 4回目 ― 体力-30 スタミナ+3 すばやさ+3 タフ+1確率で『尻上がり』(投手)『粘り打ち』(野手)取得 犬と仲良くなるプロフィールNo 30登録 5回目以降 ― 体力-20 やる気+1 スタミナ+2 すばやさ+2 犬と遊ぶ 住宅地を探検(汎用) 1回目のイベントでおばちゃんに会った場合、おばちゃんのプロフィールが登録。 回数 条件・選択肢 結果 備考 1回目 パターン1 体力-20 やる気-1 天国メーター+1 おばちゃんに会うプロフィールNo 35登録 パターン2 体力-20 確率でやる気+1 仲間評価+2 全経験点+3~+5 むだに会う 2回目 ― 体力-30 やる気-1 タフ+3 確率で「クツずれ」確率で『ポーカーフェイス』(投手)『連打○』(野手)取得 道に迷う 3回目 A:右の道 パターン1 体力-20 確率でやる気-1確率で『対左打者○』(投手)『対左投手○』(野手)取得 空き地につく パターン2 体力-20 やる気-2 タフ+1 確率で「クツずれ」確率で『対左打者×』(投手)『対左投手×』(野手)取得 迷う B:まっすぐの道 パターン1 体力-20 確率でやる気+1確率で『リリース○』『ピンチ×』(投手)『送球○』『チャンス×』(野手)取得 道順を覚えている パターン2 体力-20 やる気-1 タフ+1 確率で「クツずれ」確率で『寸前×』(投手)『エラー』(野手)取得 道順を忘れた C:左の道 体力-20 やる気-1 タフ+3 仲間評価+2 確率で「クツずれ」確率で『持続』『四球』(投手)『盗塁○』『盗塁×』(野手)取得 むだに会う 4回目 ― やる気-1 仲間評価+1 むだのアドバイス 5回目以降 ― 体力+20 仲間評価+2 むだに案内してもらう ゆうまくんイベント・後半 商店街の「ゆうまくんイベント・前半」を起こしていると発生。ランダムでも発生することがある。 このイベントでゆうまくんのプロフィールが登録。 結果 備考 確率で体力+2~+10 確率で技術+1~+3 ゆうまくんの記憶が戻るプロフィールNo 39登録 汎用イベント 条件・選択肢 結果 備考 ― 自宅 汎用イベント 南雲瑠璃花のイベントを進めていくと選択肢が追加される。 条件・選択肢 結果 備考 A:昼寝でもするか 体力+25~+65 B:勉強でもするか 学力+10~+15 タフ-5
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※ちょいエロ ※性転換ネタ ※燦ちゃんキャラ崩壊 ※モトネタは原作42話 「留奈ちゃん、ワシを男にしてくれぇ!」 カーペットに押し倒された少女は、驚愕と言うよりは思考停止に近い表情で覆い被さる親友の顔を凝視した。 「さ、燦?!アンタな、なな…何やって…!」 「堪忍じゃあ留奈ちゃん!堪忍してつかぁさい!」 間にして数瞬の後、理解し難い状況を理解した彼女の思考は、カオスの極みであった。 (なにこの展開?! 話ってそれ?! 何で私を押し倒してんの?! 男?!男って何?!ためらわない事?!! 私はアイドル。1タス1ハ2……) 次々と沸き上がる思考に対し、口に出すことが出来た言葉は殆ど無い。 「や、やめて燦!ちょっ…ダメっ!」 上体を起こそうとするルナの肩を燦が抑えつける。 「ワシゃあもう、こうするしかないきん!勘弁じゃあ!!」 言うが早いか、燦の手が荒々しくルナの寝間着変わりのTシャツを掴み、引き裂いた。 「キャアアアア!!」 寝静まった満潮家に響く絹を裂くような悲鳴に一階の寝室と屋根裏部屋の窓に灯りが灯る。 床を踏み抜かんばかりの足音が二階の子供部屋…燦とルナがシェアしている一室に殺到した。 「燦ちゃん!今の悲鳴は……」 「私様がヤメロっ!!っつーーのがっ!聴こえないのかァアア!!!!」 ドアを開け放った永澄はルナの声圧に圧倒されその場に固まった。 駆けつけた永澄の両親も入り口で互いに抱き合った形で氷つく。 袈裟懸けに裂かれたTシャツをまとい、肩で息をするルナと、股間を抑えながら苦悶する、先程の悲鳴の主―瀬戸燦。 状況の把握出来ない永澄は青ざめた顔で震える指をルナに向け 「え~~と、、加害者で…」続いて燦を指差し「被害者?」 「違ァ!!」 「「「男になったぁ?!!」」」 急遽開かれた深夜の家族会、燦のカミングアウトに皆が異口同音で驚愕する。 「学校での事じゃ…」 「ああ…アレ…」 永澄は白昼の悪夢と呼ぶに相応しい昼間の出来事を思い出し、深い溜め息を付いた。 (ラスト・アマゾネスの矢…燦ちゃんに当たってたのかァ…) 事の発端は不明だが。突如校内に現れた(自称)女好き好き女傑族最後の生き残り『ラスト・アマゾネス』が生徒を次々と矢で射るという怪事件が永澄達の通う中学校で発生した。前代未聞のこの騒動、しかし死傷者は皆無であった。 なぜならアマゾネスの矢に貫かれた者は一様に傷を受けることはなく男は女に、女は男へと変貌を遂げたのでる…。 「ワシは永澄さんのお嫁さんじゃのに…こんなんになってもーた…」 燦は口の周りに生えはじめた武将髭(?)をさすりながらそう呟いた。 「で、でもそれで何でルナちゃんを…!?」 「…兄弟じゃ…」 「「「はぁ?」」」 四人の声がまたハモった。 「ワシは永澄さんを…離したないきん!お嫁さんが無理じゃったらもお、兄弟の契りしか残っとらんきん!!」 「きょ、兄弟の契りって?」 「そりゃあ勿論……同じ『穴』の共有じゃあ!!」 燦の叫びと同時に永澄の体と前歯が宙を舞った。 「「痛くない…」」 互いに拳を見つめる永澄の両親は、焦点の合っていない目でそう呟くと寝室へと向かった。 「母さん。これは夢だ…寝よう」 「ええアナタ…」 ヨロヨロと居間を去る二人の後ろ姿を見届けた燦は、両頬を抉られ伸びている永澄、そして塩の柱と化しているルナを見やる。 目を瞑り数秒の思案の後、燦はポンと手を打った。 「ほな、始めよか!」 ふぅ。と、ため息をひとつ吐くと、少女は日報に走らせていた筆を止めた。 深い緑色をした瞳が、12時を回った事を告げる掛け時計に止まる。 たいして凝ってもいない肩を揉みほぐしながら、またひとつため息を吐き出した。 今日の出来事を数行の文章にまとめる…普段の彼女ならば造作もない事が妙に億劫に感じられる。 十四歳という若さで同い年の『生徒』に教鞭を振るう自分を誇るでも、嘆くでもなく客観的に考えさせられるこの時間が今日はたまらなく嫌だった。 「委員長怒っとるじゃろか…」 悪魔の副担任として1組に君臨する普段の彼女からは考えられないか細い声色は、しかして生来の内気な性格を顕にしていた。 友達を作ろうとしない自分を心配してくれた唯一の『友達』の顔を思い浮かべると胸の奥がズキンと痛んだ。 教師となった理由は彼女のその気持ちに応えたいとの想いからでもあったのではないか…。 「暇つぶしにはなったけど、人の趣味に水をさすよな事してもーた」 当の本人が聞いたら泣いて否定する様な気の回しに、彼女は真剣に思い悩んでいた。 彼女の名は『サーたん』ラストアマゾネス(委員長)の正体を知る唯一の存在。 そしてネットオークションで手に入れた『性転換弓―ジェンダーX』をアマゾネスに渡し、事の発端を生んだ元凶である。 「正義の変態にジョブチェンジさせてもーたけど…やっぱ無理あったじゃろか…」 ジェンダーXを渡した数分後、あっと言う間に不良共三人と親友の巡を性転換させた手際にサーたんは正直舌を巻いた。 たまっているストレスの発散(本当は違う)に暴れ回る彼女には、おおいに楽しませてもらった。 しかし、女好き好きと言う設定(アイデンティティー)を揺るがし兼ねないのではないか? 「私…やっぱり先生は無理かなァ…」 ポツリと呟いたいつかのその言葉 (サーたん一所懸命先生しよんじゃろサァ?) あのときの言葉が蘇る (ほんなら、なんちゃ問題ないサァ!) 彼女の友人、瀬戸燦の言葉…。 「そうじゃな燦ちゃん…私、一所懸命好き勝手するきん!」 脳内の悪魔(サタン)がそう応えた。 生気を取り戻したサーたんは力強い筆致で日報を書き記した。 『今日、委員長の弱味を握る。 燦ちゃんは今日もfucing great!!』 そんな彼女がちょっぴり後悔するのは翌朝の事であった。 「燦ちゃん…本当にいいんだね?」 「永澄さん…いや、兄貴!男に二言はない…!」 真っ直ぐに見返す瞳…曇りの無い琥珀色の虹彩は今、決意の火を映し出していた。 (ふっ…かなわないな) 諦めのつもりで心で呟いた言葉。しかしその意味は敗北ではない。 瞳を通して送られた移り火に心を染められて出た、感嘆の言葉だ。永澄は、決意を固めた。 「兄貴…ワシを…ワシを漢にしてつかぁさい!!」 そう、今夜彼らは兄弟の契りを交わす。 「「押忍!」」 ガシッと組まれた互いの腕。プンと男の決意が匂った。 「ふざけんなぁぁぁあ!!!!」 「おう!留奈ちゃん。気ぃついたか!」 「ア…アンタ達、私様を挟んで何盛り上がってんのよぅ…」 泣き笑いならぬ、泣き怒りの顔で顔面筋を強張らせたルナは青ざめる。 …手足が動かないのだ。 「燦…サン!冗談よね?何かの間違いよね?」 力を込めるもガッチリと結わえられた四肢からは痺れと痛みしか返ってこない。ルナの防衛本能は警鐘を鳴らす。 「留奈ちゃん…ホンマすまん思うとる」 「燦ちゃん…」 「スマンと思ってんなら今すぐ止めなさいよ~!」 グズグズと鼻を啜るルナ 「ここで引き下がるんは侠が立たん!」 「オトコってなんなのよォ?!アンタはオンナじゃないのさぁ!!」 (ああ、そう言えばルナちゃん居なかったっけ…) 仕事により欠席した彼女はあの惨状を知らない。 「下僕、ゲボクぅ…!お願いよォ…た、助け…ひぁ!」 手首を握られたルナは反射的に身をすくませる。急に接近した永澄の体に堪らず目を伏せた。 「!!…………っん?」 自由になった両手をキョトンとした目見つめる。 「永…兄貴が無理矢理はイカン言うたきん」 ふへへ…。と、はにかむ永澄。 自由を取り戻したルナの足がそのニヤケ顔にめり込んだ。 「燦…どうしてアンタの胸はそんなにまっ平らなの?」 「漢じゃからの!」 「燦…どうしてアンタの顔に髭が生えてきてんの?」 「漢じゃからの!」 「燦…どうしてアンタはフンドシ一丁なの?」 「漢じゃからのぉ!!」 「い、いやああああ!!!!」 シャンプーの匂いのする絹糸のようなサラサラの髪。きめの細かな純白の肌。 少年と言うにはあまりにも女性的な肢体。胸板も、髭も、褌も、まるで下手なコラージュのように異質であった。 プロのアイドルの目で見ても、嫉妬を覚える容姿の持ち主であった燦は性転換を果たした今でさえ、女性であった。 汚された!ルナはその姿の燦を本能的に拒絶した。 「夢よ!何かのとっても嫌な悪夢!とにかくなんかの悪い夢…あふっ!」 這うように逃げ出そうとしたルナは背後からの抱擁に言葉を失う。 「優しくするきに…大人しゅうしとってや」 (へ、変なトコ触んないでよぉ!) 出かかった言葉は続いて襲いくるモノに飲み込まれた。 白い喉を仰け反らせ敏感な反応をしめす躯はただ甘いあえぎを出すだけだった。 「留奈ひゃん…ほこがええのんかはぁ…?んン…」 項をねぶりながら肩甲骨の後ろを、指の腹で擦る…腰に回した手が括れ始めた身体のラインをなぞり、横隔膜の動きに合わせ上下に揺れる。 ルナの顔が見る間に桜色に染まり、目頭に涙が滲み始めた。 「な…ンてとこ……舐めて…はぁん!」 パクパクと口を開け見事な反応を見せるルナに燦は確信を深める。 「ここが留奈ちゃんの性感帯なんな?」 耳元で囁きかける。 このポイントはお風呂を共にした時に気付いたものである。 気を良くした燦は、それなら…と、もうひとつの『ココロアタリ』に舌を這わせていった。 ううん。と唸って永澄は今夜二回目の目覚めを向かえた。 眉間の痛みに目眩を覚えたが、それが生きているとの身体のOKサインである事を彼は『経験により』学んでいた。 脳の働きが正常に戻るにつれ、今ある事態に陥るまでの記憶が朧気に戻ってくる。 「ああ…そう言えば…」 永澄は場違いに呑気声色で目の前の光景に視線を送る。だらしなく開いた口から涎が落ちる。 そこに有るのは見事なオブジェであった…美しく、心奪われるアート…。 中学生の彼には芸術と呼ばれるモノの良さは解らない。ワビだのサビだのよりも、ワサビ抜きのサラダ軍艦が美味しい年頃である。 そんな彼にもこの光景が溜め息が漏れ、心奪われる魅力があるものと感じられた。 永澄…いや、エロ澄にとってはこれこそがアートである。 「ああん!らめ!らめえぇぇ!!」 脇を開けられ、二の腕の内側を吸われたルナは恍惚の咆哮をあげた。 「留奈ちゃんの胸ビレ…んじゅツツ…おいひぃン…」 桃色に染まった肌と肌が触れ合い。まだ幼さの残る熟れかけの丸みが睦合うように重なる。 ダブダブに伸びたTシャツを通しても皺の動きでその下で官能的に蠢く躯の動きをみせつけた。 汗に濡れ、肌に吸い付く胸元に二つの頂を見るにつけ、永澄の理性がメルトダウンしそうになる。 「永澄の兄貴…留奈ちゃん。大人しゅうなったで…」 燦に呼ばれ、永澄はサルアイズと化していた顔を人のソレに振り戻した。 「はぁ…はぁ…げ…ぼく?」 魚類特有の性感帯(なんじゃそれ)を責めたてられたルナは、まな板の上の鯉よろしく布団に力なく横たわった。 ゴクリと永澄は唾を呑む。 「ルナちゃん…燦ちゃん…」 「いんや、永澄さん…ワシは今から瀬戸燦を辞める…!」 燦はムンズと褌に手をかけると、 「ワシは永澄さんの舎弟、瀬戸島燦八じゃあああ!!」 漢の名乗りをあげ、その裸身を露にした。 「「!!」」 「「か……可愛い…!!」」 二人の声が重なった。 「えっ…!?コレが燦のオチ…」 ハッ!マズイことをくちばしった!と、ルナは自分の口を押さえた。 「………」 瀬戸燦改め『瀬戸島燦八』はバッと身を翻すと、机に向かい、何事か書きとめると部屋を飛び出そうとする。 「待ちなさいよ。燦八ちゃん」 そんな燦の肩をルナの手がガッチリと掴み止めた。永澄は机上のメモをチラりとみやる。 『探さんでつかーさい。サン』 「アンタ、男になりたいんでしょう?」 「は…はいですぅ…」 ドカっとルナの足が燦の横の壁に叩き込まれる。 「何?そのポークビッツは?」 「あううう…」 「そんなんで私様を満足させられるとても思っているの?!」 「ああ…言わんといて…言わんといてつかぁさいぃ~!」 「下僕!!」 「はうあ!!」 忍び足でその場を去ろうとしていた永澄がアホ毛を掴まれ大根人形と化す。 「ナ、ナンデゴザイマショウ…ルナサマ」 ふぅ。とルナは溜め息を吐くと、足元で震えている燦と手元で揺れる永澄大根を一瞥する。 ゴクリと唾を飲みこんだ永澄は、ルナの言葉を待った…。 「あ、あんた達の兄弟の契りとやら…こ、この私様が…や、やらせてあげる…」 言葉とは裏腹な乙女の顔で…である。 続き→太陽を盗んだ男
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編集 尹奉は、後漢後期の人物。幼くして同郡の楊阜・趙昂とともに名声を発した。 趙衢らと共に漢陽郡に屯する馬超を討ち、その妻子を捕らえ、漢中郡へ逃走させた。 情報 尹奉 姓氏 尹 名 奉 字 次曾 本貫地 漢陽郡 官歴 涼州従事 事跡 年表 所属項目(タグ) 人物 後漢 人物 後漢末 出身 漢陽郡 官歴 涼州従事 関連項目・人物 「尹奉」をタグに含むページは1つもありません。 編集 -